日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパー281社の8月の売上高(速報値)は8447億円で、全店ベースでは前年同月比0.2%減、既存店ベースでは2.5%減となった。
全店ベースでの前年割れは2010年5月以来、16ヵ月ぶり。既存店は2ヵ月ぶりのマイナスとなった。
8月は前年に比べて日曜日が1日少なかったことや月後半の天候不順の影響で客数が伸びなかった。売上げ全体の3割を占める生鮮3部門が0.9%減で、青果と畜産が不振だった。
エリア別では全7エリアで既存店がマイナスとなった。前月は復興需要もあって4.2%増と好調だった北海道・東北エリアも0.4%の減少に終わった。