アルビス、卸売事業縮小の影響で減収減益、2011年4~9月期

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 北陸を地盤に食品スーパーと食品卸事業を展開するアルビス(富山県射水市)が発表した2011年4~9月期の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比11.7%減の336億円、営業利益が7.8%減の3億円と減収減益だった。前年同期に計上した資産除去債務関連の特別損失がなくなったことで、純利益は約2.2倍の1億8300万円に増えた。

 スーパーマーケット(SM)事業の売上高はほぼ予定通りに推移したが、昨年から縮小している外販(卸売)部門の売上高と粗利益の減少を補えなかった。

 店舗については7月に富山市内で1店舗を新設、北陸3県における店舗数は51店舗となった。

 12年3月期は営業収益は1.1%減の715億円を見込むが、営業利益は29.1%増の10億円と増益になりそうだ。

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