靴専門店のエービーシー・マートが発表した2011年２月期第１四半期（10年３～５月）の連結業績は、積極出店と客数増で２ケタの増収増益を達成、営業利益は前年同期比17.5％増の74億円となった。
年間70店舗の新規出店計画（国内のみ）に対し、第１四半期中に31店舗の出店を実現、５月末での国内店舗数は533店舗となった。既存店ベースでの客単価は8.5％落ち込んだものの、客数が12.0％増え、既存店売上高は2.5％の増収だった。全店ベースでの売上高は330億円と18.4％増えた。
海外事業は円安ウォン高の影響もあって韓国事業が大幅な増収増益となり、台湾での事業を合わせて売上高は91.0％増の40億円、営業利益は56.3％増の５億円と好調だった。
11年２月期通期の業績予想は従来通りで、売上高1267億円（11.6％増）、営業利益280億円（15.8％増）、純利益151億円（4.7％増）を見込む。