経済産業省が発表した商業販売統計速報によると、1月の小売業販売額は前年同月比0.1%増の11兆1340億円で2ヵ月ぶりの増加となった。ガソリン価格の上昇で燃料小売業が11.9%増となったのが主な要因。飲食料品小売業は3.3%増、医薬品・化粧品などその他小売業も4.0%増だった。
一方、百貨店・スーパーの大型小売店は全店ベースで0.4%減、既存店ベースで0.7%減と共に2ヵ月連続のマイナス。このうちスーパーは全店ベースで1.1%増と2ヵ月ぶりのプラス、既存店ベースでは0.4%減で2ヵ月連続のマイナスだった。商業販売統計におけるスーパーの定義は売り場面積1500平方メートル以上のセルフサービス店舗となっている。