ファーストリテイリング傘下のユニクロは11月４日、マレーシア１号店となる「ファーレンハイト88店」をオープンする。首都クアラルンプールの中心エリアにある商業施設「ファーレンハイト88」へのテナント出店で、売場面積は約650坪（2140平方メートル）と東南アジア地域では最大規模となる。
ユニクロは昨年春に東南アジア初進出となる店舗をシンガポールでオープン、今年10月７日には台湾でも１号店を出店した。今後は、中国と並び東南アジアでの店舗展開も加速させていく。マレーシア進出によってユニクロの海外店舗は10ヵ国・地域に広がる。
一方、ユニクロが発表した10月の国内ユニクロ事業の既存店売上高は1.1％減で３ヵ月連続のマイナスとなった。下旬からは気温が低下したことで冬物の販売が好調に推移、８月の9.3％減、９月の24.7％減からほぼ前年並みにまで既存店売上げが回復した。