イオンモール、北九州でアウトレット複合施設開業=地域拠点化へ市と連携

時事通信社
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 イオンモールが運営する複合施設「ジ アウトレット北九州」が28日、北九州市八幡東区で開業した。九州最大級となる約140のブランド店舗に加え、市科学館など教育・スポーツ施設も入居。初年度は約800万人の来場を見込む。同社と市は連携して近隣の観光スポットとの周遊性向上などにも取り組み、北九州エリアの新たな拠点化を目指すとしている。

 開業に合わせ移転し、一新した市科学館「スペースLABO(ラボ)」は、国内最大の竜巻発生装置や幅30メートルの大型プラネタリウムが特徴。ほかに児童・生徒の集団学習にも対応する英会話教室、人工芝の多目的コートなどが利用できる。

 また、同社は施設全体の運用方針として、一般家庭約300世帯分の電力を賄う太陽光発電など脱炭素への対応、最新の換気システムを配備した感染症対策、防災拠点機能の強化を盛り込んだ。

 記者会見したイオンモールの岩村康次社長は「地域創生型の商業施設として、地域のハブとなれるよう市と共に盛り上げていきたい」と述べた。

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