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【三井不動産】海外初のショッピングセンター、中国・寧波にオープン

 三井不動産は9月23日、中国・寧波市でアウトレットモール「杉井アウトレット広場・寧波」をオープンした。同社としては海外初のショッピングセンター(SC)事業であり、寧波市においては初めての本格的なアウトレットモールとなる。

 

 店舗面積は約2万6000平方メートルで、欧米のファッションブランドなど約130店舗がテナントとして出店する。寧波市は上海から南に約150キロメートルに位置し、海上交通の利便性を生かした貿易拠点都市。紡績やアパレル関係の企業が多く集積している。

 

 同SCは寧波市中心部から西へ約10キロメートルの近郊にあり、高速道路のインターチェンジに近接している。

 

 SCの開発は三井不動産が中国のアパレル大手、杉杉集団や伊藤忠商事などと合弁で設立した杉井不動産開発が手がけ、運営も同社を通じて行う。