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【食品スーパー売上高】3月は3.6%増、過去1年で最高の伸び

 日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が発表した全国の食品スーパー262社の2011年3月の売上高(全店ベース、速報値)は、7513億円で前年同月比3.6%増と10ヵ月連続のプラスとなり、昨年4月の統計開始以来、最も高い伸びを示した。

 

 地域別の実績を見ると、東日本大震災の直接的被害が大きかった北海道・東北エリアは2.7%のマイナスとなったものの、他の地域はすべてプラスだった。とくに計画停電の影響などでまとめ買い需要の発生した関東エリアは6.0%増と最も高い伸びを示した。

 

 商品部門別の売上高は、食品合計では5.0%増で、水産品だけが1.4%減と前年割れの結果だった。飲料水やカップ麺、缶詰などが売れたことで一般食品・その他は7.4%増と伸びた。非食品は0.3%のマイナスだった。