H2Oリテ、百貨店、スーパー、鉄道などグループでポイント共通化

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 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)と阪急電鉄、阪神電鉄を傘下に持つ阪急阪神ホールディングス(HD)は10月5日から、グループのホテルやスーパーマーケットなどを含めてすべてのポイントを合算できるサービスを始める。

 H2Oと阪急阪神HDでは2009年10月から百貨店や電車の利用に応じてポイントが貯まる「STACIAポイントサービス」を始めたが、この共通ポイントカードであるSTACIAカードのほかに、阪急阪神百貨店各店、阪急阪神第一ホテルグループ、阪急オアシスや阪急ニッショーストアなどのスーパーマーケットを展開する阪食のそれぞれが独自のポイントカードを発行している。従来はこれらのポイントカードは相互利用できなかったが、10月5日からスタートするグループポイント共通サービスでは、各カードで貯めたポイントを合算したうえ、百貨店、ホテル、スーパーの業態の枠を超えてポイントを利用できるようにする。

 このポイント共通サービスのシステムは、富士通の「ポイントシステムソリューション」をベースに構築された。

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