大日本印刷は6月30日から画面タッチ式の小型パソコン、タブレット端末に電子チラシを配信するサービス「チラシ直送便PLUS」の実証実験を始める。新聞折り込みチラシを電子化し、毎朝、各家庭のタブレット端末に配信する。
実証実験は関西電力子会社のケイ・オプティコムのモニター向け試験サービスの一環として行うもので、大阪府内の豊中市、池田市など北摂エリア5市の500世帯を対象に行う。期間は11月末まで。
利用者は最初に郵便番号を登録しておくと、自宅周辺のチラシ情報が自動配信される。当日のチラシだけでなく、過去7日分までのチラシを閲覧できるようにする。
大日本印刷ではタブレット端末やスマートフォン(高機能携帯電話)向けの電子チラシ配信サービスを2012年度から事業化することを目指す。