【イオン】米タルボットの売却完了で純利益底上げ、311億円に

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イオンは4月8日、2010年2月期の連結純利益が1月7日公表の235億円を76億円上回り、311億円(前期は27億円の赤字)になったようだと発表した。4月7日付で子会社のイオンUSAを通じて保有していた米婦人服専門店タルボットの約2900万株をすべて売却、その売却損失が見込みを下回ったことから税負担が70億円軽減されたことなどが増益の理由。

 営業収益も従来予想から40億円増の5兆540億円(前期比3.4%減)、営業利益は同じく13億円増の1301億円(4.6%増)に上方修正した。

 タルボット株売却に伴って、イオンおよびイオンUSAが同社に貸し付けていた約4億8650万ドル(約457億円)も完済された。

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