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ウォルマート、「ウォルマート・ジャパンHD」の経営体制を強化

 米ウォルマート・ストアーズは西友の直接の親会社であるウォルマート・ジャパン・ホールディングス(HD)の経営体制を強化するために、西友から4人の幹部を移籍させる。

 5月16日付けでウォルマート・ジャパンHDに移籍するのは、執行役員EVP(エグゼクティブ・バイス・プレジデント)「ディベロップメントセンター本部」担当の青木岳彦氏、執行役員SVP(シニア・バイス・プレジデント)最高財務責任者の田村真由美氏、執行役員SVPジェネラル・カウンセル/企業品質統括担当の水品朱美氏、VP経営戦略の飯田健作氏。このうち、青木氏と田村氏は西友での役職を兼務し、水品氏と飯田氏は親会社の立場から業務を管掌する。また、これまでウォルマート・ジャパンHDの執行役員EVP最高管理責任者(CAO)だったサム・ダン氏は、西友のCAOも兼務する。

 最高経営責任者の野田享氏と最高執行責任者のスティーブ・デイカス氏は従来通り、ウォルマート・ジャパンHDと西友の職務を兼務する。これにより、ウォルマート・ジャパンHDは従来の3人体制から7人体制となる。

 ウォルマートは日本での新たな事業展開を視野に2009年2月、ウォルマート・ジャパンHDを設立、同年3月、西友は同社の100%子会社となった。