サークルKサンクスは2月17日、2011年2月期連結業績予想の上方修正を発表した。10月からの値上げでタバコの売上高が伸びたほか、弁当や総菜などの中食商品が好調に推移したため。また、直営店からフランチャイズ店への切り替えも利益を押し上げた。
営業利益は従来予想より22億5000万円多い181億円(前期比19.1%増)となりそう。直営店売上高と加盟店収入を合わせた営業総収入は従来予想より13億2000万円増の1920億円(1.1%減)を見込む。営業総収入が前期実績を下回るのは、主に直営店の減少によるもの。
サークルKサンクスの決算上方修正を受けて、親会社のユニーも業績予想を引き上げた。ユニーの11年2月期連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前期比1.9%減の1兆1128億円、営業利益が54.5%増の326億円となりそうだ。