コジマ、22年8月期の経常利益予想を85億円に引き上げ、35億円の上振れ

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コジマ ビックカメラ
コロナ禍の長期化がもたらした行動変容で、冷蔵庫、洗濯機、携帯電話などが好調に推移している。

 家電量販店のコジマは4月6日、2022年8月期の連結経常利益が前期比8.0%減の85億円になりそうだと発表した。従来予想から35億円の上方修正となる。テレワーク需要や巣ごもり需要の反動減はあるものの、小幅な減益にとどまる見通しだ。

 コロナ禍の長期化がもたらした行動変容で、冷蔵庫、洗濯機、携帯電話などが好調に推移しているという。売上高は5.7%減の2807億円と従来予想を93億円上回りそうだ。インターネット通販の粗利改善や物流費の削減も利益予想の上振れにつながる。純利益は6.4%減の59億円と、従来予想を27億円上回る見込み。

 同社では、「市場環境は依然として不透明な状況ではあるものの、新しい生活様式の定着に伴う付加価値の高い商品やサービスへの需要はさらに拡大する」とみている。

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