食品スーパー売上高、2月は0.9%増、4カ月ぶりのプラスに

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千葉のスーパーマーケット
全国スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の2月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.9%増だった。写真は千葉のスーパーマーケットで2020年5月撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

 全国スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー270社の2月の売上高は、既存店ベースで前年同月比0.9%増だった。前年実績を上回るのは4カ月ぶり。

 売上全体の約3分の1を占める生鮮3部門は前年並みだったが、総菜が3.1%増と好調。日配食品(1.4%増)と一般食品(0.8%増)も前年を上回った。日用品などの非食品は1.4%減だった。

 地域別でも全6地域がプラスとなった。伸び率が最も高かったのは九州・沖縄地方で5.7%増と大幅なプラスとなった。大都市のある地域はまん延防止等重点措置の影響もあり、関東が0.5%増、中部が0.6%増、近畿が0.2%増など伸び率は低かった。

 主な企業別では、北海道・東北が地盤のアークスが1.3%増、関東が地盤のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが0.2%増、中部が地盤のバローが3.0%増、近畿と首都圏が地盤のライフコーポレーションが2.6%増、中国・四国が地盤のマックスバリュ西日本が0.1%減、中国と九州北部が地盤のリテールパートナーズが0.4%増だった。

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