2月に決算を迎えた主要ホームセンターの2017年度売上高伸び率の速報が出揃った。
DCMホールディングスの全店売上高は1.2%減。既存店ベースでは5.1%減と苦戦した。既存店の客単価は0.7%増と堅調だったが、客足が5.7%減と大きく減少したことが影響した。
コーナン商事は、全店売上高が3.8%増、既存店ベースも0.4%増とプラスだった。既存店客単価は横ばいだったが、客数が0.4%伸びた。
ケーヨーは全店売上高が10.0%減と2ケタの減収。既存店ベースでも8.5%減だった。不採算店を閉店したことも影響した模様だが、既存店ベースで客足が9.6%減と大きく減らしたことが大きい。
ダイユーエイトは全店で3.5%増、リックコーポレーションは5.8%減だった。
他業態では、ニトリが全店売上高が10.8%増と好調だった。MrMaxも0.6%増と増収を確保している。