ニトリは2月21日、小樽市に対して同市の観光活性化を目的に、1億円を寄付した。
同社は2016年7月に、小樽市内の旧三井銀行小樽支店と旧高橋倉庫、旧荒田商会の3棟を活用し、明治・大正・昭和初期建築の保存・管理・研究を行うと同時に、自社で所蔵する美術・芸術品の中から時代背景にあったものを展示・陳列する美術館として「ニトリ小樽芸術村」をオープンし、同市への観光客誘致に寄与している。
またニトリは、昨年4月に発生した熊本地震で被害を受けた東海大学農学部阿蘇キャンパスの再建を支援するため、東海大学へ1000万円を寄付した。
東海大学 阿蘇キャンパスは、熊本の農学教育の最先端の場所として、30年以上に亘り重要な役割を果たしてきたが、震災により機能停止の状態にある。東海大学は、今年1月に阿蘇キャンパス存続を発表していた。