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[ラオックス]
モノ消費からコト消費への移行で9月売上高55%減

 国内最大規模の総合免税店型店舗を展開するラオックス(15年12月期売上高926億円)が発表した9月の売上高は、前年同期比55%減となった。レジ通過数は15万9488人(前年19万7978人)、平均客単価は1万7461円(3万1037円)だった。

 

 夏季休暇シーズンが終わり、クルーズ船の台風による欠航などもあり、レジ通過数は一段落した。平均顧客単価は、訪日観光客のモノ消費からコト消費への行動様式の移行が進みつつあり、更に季節的影響を受けた。

 

 なお、同社の売上高は2月以降はマイナスを続けており5月以降は40%以上のマイナスで、8月は53%減だった。