PLANTは、2017年9月期から21年9月期までの5年間を対象とする中期経営計画を策定した。数値目標として、売上高は1100億円、店舗数は31店舗(営業休止中の大熊店除く)を掲げた。
同社は、09年9月期以降、財務体質改善を図るために新規出店数を最小限に抑えていた。その結果売上高は、08年9月期の831億円から16年9月期は880億円と49億円増にとどまっている。一方、自己資本比率は同16.4%から同40.5%に、1株当たり純資産額は892円から1928円になるなど、一定水準の財務健全化を達成した。
17年9月期から4年間で、売上高208億円増、8店舗の出店増を見込み、反転攻勢に出る。
今後は、商品仕入バイヤーへ女性を積極的に登用することで、ニーズにマッチした品揃や、PB商品の開発も推進する。また、「接客」「クリンリネス」「防犯」「武器」「販促企画力」「商人力」の6テーマを掲げ、店舗運営力向上による客数アップに取り組む。