コメリが発表した６月の売上高前年同月比は、既存店ベースで0.9％増だった。同社によると、扇風機・エアコン等の冷房機器やスダレ等の季節商材の売上が堅調に推移した。一方、「家庭用品」分野の売上及び客数が伸び悩んだ。客数は0.7％減、客単価は1.6増だった。
ニトリの６月（5月21日～6月20日）の既存店ベース売上高は、19.9％増と20％に迫った。全店ベースでは25.8％増だった。６月は前年より日曜日が1日多かったため、約プラス５ポイントの影響があるとしている。商品面では、接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズが、機能強化されて品揃えが拡大したことや、テレビCMの効果もあって売上を大きく伸ばした。また、家具においても自社開発商品のソファ「Ｎポケット」シリーズと、ベッドマットレス「Ｎスリープ」シリーズが堅調な売上となっている。