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【大塚家具】 
15年12月期は売上高4.5%増

 大塚家具の2015年12月期決算は、売上高580億400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益4億3700万円(前期は4億200万円の営業損失)となった。

 

 15年4月から受付スペースを縮小し、お客単独で見てもわかりやすいライフスタイル提案型のオープンな店作りに着手。11月には、商品構成を見直し、「新しいOTSUKA」に生まれ変わるため、約50日間に亘り「全館全品売りつくし」を実施した。

 

 第1四半期は全店的に買い控えが生じて減収となったが、4月中旬より約3週間に亘り開催した大感謝フェアが想定以上の好評を博したことで、上期は増収となった。下期は、店舗リニューアルやそれを推進するための全館全品売りつくし等各種施策に取り組み、通期では増収となった。

 

 16年2月6日に、「新しいOTSUKA」に向けて全店リニューアルオープンを実施し、ニーズの多い中価格帯を充実させた商品展開を行っている。16年12月期は、売上高は1.0%増の585億6500万円、営業利益は14.3%増の5億円を見込む。