【ジョイフル本田】3年後の売上高計画は、1年前の実績に届かず

Pocket

 ジョイフル本田は8月4日、2016年6月期~2018年6月期までの3カ年の中期経営計画を発表した。最終年度の18年6月期の数値目標は、1店舗新設して店舗数で現在の15店舗から16店舗にして、売上高1723億円、営業利益102億8000万円、経常利益114億3000万円、当期利益75億円とした。

 同時に発表した15年6月期の実績は、売上高1623億円(前年同期比8.2%減)、営業利益67億円(25.6%減)、経常利益80億円(23.7%減)、当期利益45億円(28.9%減)だった。期首始めの計画では、売上高1771億円、営業利益90億円を予想していたので、大幅な下振れとなった。

 3カ年計画では、売上高で約100億円増、営業利益で約35億円増、最終利益で約30億円増を目指す。しかし、同社の14年6月期の売上高は1767億円、営業利益が91億円、経常利益が105億円だったので、3年後の計画値は、1年前の水準に売上高では及ばず、収益で戻すといったところ。

 なお、重点政策として、顧客購買情報分析に基づく効果的な販促活動を実施。自社カードのサービス拡充による来店動機付けの強化。自社オンラインショップでの資材商品・サービスの拡充などを行う。

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態