ナフコ、通期予想を下方修正。売上高は前期比で1.6%増

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 ナフコは、2014年3月期の通期売上高予想を、期首予想から62億円下振れする2278億円になると下方修正した。当初は前期比で4.4%増を見込んでいたが1.6%増に留まる。同様に、営業利益は17億円下振れの114億円、経常利益は17億円下振れの116億円、当期純利益は10億円下振れの62億円とした。営業利益と経常利益では増益を保つが、最終利益では9.2%減となりそうだ。

 第2四半期の実績は、売上高は0.1%減の1141億円、営業利益は11.5%減の56億円だった。期中に16店舗の新規出店及び5店舗の増床改装を実施したものの、4月から5月上旬にかけての天候不順や夏場にかけての猛暑の影響を大きく受けたことにより客数が減少した。また売上高の低迷により新店等に係る初期経費を吸収できず、減収減益となった。

 また今期の新店計画では、当初、年間25~30店舗を予定していたが、建設業界で受注残が多いことから工事請負が遅れており、下期に計画していた新店が来期にずれ込むため、通期予想を下方修正した。

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