ソフトバンクグループとソフトバンク、ヤフーの3社が共同出資するPayPay(ペイペイ、東京都千代田区)は11月18日、スマートフォン(スマホ)決済サービス「PayPay」の登録者数が17日に2000万人を突破したと発表した。
登録者数は10月1日に1500万人を超えたが、10月の消費増税にあわせて始まった「キャッシュ・消費者還元事業」や、それに関連して実施した「まちかどペイペイ」などのキャンペーンでユーザーが急増した。
また、PayPayが使える加盟店の数は170万ヵ所を超えた。登録者と加盟店の増加により、2018年10月のサービス開始からの累計決済回数は3億回を突破した。
なお、ソフトバンク傘下の中間持ち株会社でヤフーの親会社であるZホールディングスとLINEは18日、20年10月に経営統合することで基本合意したと発表した。インフキュリオン・グループが10月に行った調査によると、国内のQRコード決済で利用されているスマホアプリは、「PayPay」が最も多く63.8%、次いで「LINE Pay」(29.6%)、「楽天ペイ」(28.8%)、「d払い」(19.7%)の順だった。QRコード決済でシェア1位と2位のサービスが同一企業グループに属することになる。