楽天グループ、物流センターの効率運営に向けダイフクと協定

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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物流センターの運営効率化に向けて物流システム大手のダイフクとパートナーシップ協定を結んだ。都内で2019年撮影(2021年 ロイター/Sam Nussey)

 楽天グループは6月28日、物流センターの運営効率化に向けて物流システム大手のダイフクとパートナーシップ協定を結んだ。ダイフクのシステムやノウハウを生かして、物流センターの生産性向上や立ち上げ期間の短縮化などを図る。

 ダイフクは倉庫や工場でのモノの移動・保管を効果的に行うマテリアルハンドリングに強みを持ち、これまでも楽天の物流センターにシステムを納入してきた。楽天は同社との連携を強化することで、EC(インターネット通販)物流のさらなる効率化と持続可能な物流環境の実現を目指す。

 協定に基づいて、ダイフクは楽天の物流センターに商品のピッキングや搬送を担うシステムを導入、運用・保守・メンテナンスなども行う。

 楽天は日本郵便と共同で7月に設立するJP楽天ロジスティクスに物流センターの運営を移管するなど、EC物流の効率化を推進する方針だ。

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