アリババ傘下の物流会社、ワクチン輸送で中国医薬品会社と協議

ロイター
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中国電子商取引大手アリババ・グループの物流サービス会社、菜烏網絡は3日、新型コロナウイルスワクチンを開発中の国内医薬品メーカーとワクチンの輸送について協議していることを明らかにした。浙江省杭州で昨年11月撮影(2020年 ロイター/ALY SONG)

[北京/上海 3日 ロイター] – 中国電子商取引大手アリババ・グループの物流サービス会社、菜烏網絡は3日、新型コロナウイルスワクチンを開発中の国内医薬品メーカーとワクチンの輸送について協議していることを明らかにした。

菜烏の広報担当者は「現在国内のCOVID-19(新型コロナ感染症)ワクチンメーカーや国際機関とワクチンの物流を巡る協力について話し合っている」と述べた。具体的なワクチンメーカーの名前は明らかにしなかった。

菜烏とエチオピア航空は、中国南部の深センからドバイやアディスアベバを経由してアフリカなどに厳重な温度管理が必要な医薬品を輸送するためのコールドチェーン(低温物流)航空貨物サービスを開始した。

菜烏は発表文で「これは中国初の医療用コールドチェーンの定期国際ルートで新型コロナワクチンを含む温度管理された医薬品を輸送することが認められている」と述べた。

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