[2日 ロイター] – 中国の電子商取引(EC)大手アリババ・グループが、高級ファッションECのファーフェッチに約3億ドルを出資する案について協議していると、テクノロジー系ニュースサイト「ザ・インフォメーション」が報じた。協議は進んだ段階にあるという。
同サイトが事情に詳しい関係筋の話として報じたところによると、両社は中国で合弁を立ち上げる案についても協議している。また、カルティエなどの高級ブランドを傘下に持つリシュモンもファーフェッチへの出資を検討しているという。
ファーフェッチとアリババのコメントは得られていない。
ファーフェッチには、アリババの競合である京東商城(JDドットコム)や騰訊控股(テンセント)が出資している。