イーベイ、案内広告事業を近く最大100億ドルで売却=関係筋

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複数の関係筋によると、米電子商取引大手イーベイは近くクラシファイド広告事業を最大100億ドルで売却する。2019年8月撮影(2020年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[フランクフルト/ロンドン 16日 ロイター] – 複数の関係筋によると、米電子商取引大手イーベイは近くクラシファイド広告(案内広告)事業を最大100億ドルで売却する。17日に取締役会を開催し、売却先を選定するという。

同事業に対しては、オンライン小売りのプロサスとプライベートエクイティ(PE)連合がそれぞれ現金での買収を提案しているほか、ノルウェーのクラシファイド広告グループ、アデビンタが現金と株式の組み合わせによる買収を提案しているという。

関係筋によると、早ければ来週にもこの3陣営のうちの1つと独占交渉に入る可能性がある。

プロサスとアデビンタはコメントを控えている。

イーベイとPE連合のコメントは取れていない。PE連合には、ブラックストーン、ヘルマン&フリードマンなどが参加している。

イーベイは「Gumtree」「Kijiji」などのブランドでクラシファイド広告事業を展開。世界の1000都市以上でオンライン広告を提供している。

同事業の第1・四半期の営業利益は8300万ドル。収入は2億4800万ドル。企業価値は80億ー100億ドルと推定されている。

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