米ペイパル、第2四半期に決済需要回復見込む ネット販売急増

ロイター
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5月6日、米決済サービス大手ペイパルは、新型コロナウイルス感染予防のための行動規制でオンライン販売が増加していることから、第2・四半期に決済需要が回復するとの見方を示した。写真はペイパルのロゴ。ベルリン郊外で2019年8月撮影(2020年 ロイター/Fabrizio Bensch)

[6日 ロイター] – 米決済サービス大手ペイパルは6日、新型コロナウイルス感染予防のための行動規制でオンライン販売が増加していることから、第2・四半期に決済需要が回復するとの見方を示した。時間外取引で同社株は8%上昇した。

4月の新規顧客は740万人の純増となり、増加数は過去最大だった。

同社のダニエル・シュルマン最高経営責任者(CEO)はアナリスト向け電話会議で「われわれの製品やサービスは今までにないほど必要とされている」と説明した。

第1・四半期決算は、貸倒損失引当金の積み増しにより87.4%の減益となった。ただ、アナリスト予想は上回った。

純利益は8400万ドル(1株当たり0.07ドル)で、前年同期の6億6700万ドル(同0.56ドル)から減少した。

貸倒損失引当金増加で営業利益は2億3700万ドル減少した。ただ、一時項目を除いたベースで1株当たり利益は0.83ドルと、アナリスト予想の0.75ドルを上回った。

決済額は1910億ドルで、前年比18%増加。ただ、アナリスト予想の1942億3000万ドルには届かなかった。

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