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米アマゾン、自社配送サービスを一時停止へ=WSJ

アマゾンのロゴ
4月7日、米アマゾン・ドット・コムは、新たな配送サービス「アマゾン・シッピング」を6月から一時停止する。写真はニューヨーク州のアマゾン拠点で3月撮影(2020年 ロイター/Andrew Kelly)

[7日 ロイター] – 米アマゾン・ドット・コムは、新たな配送サービス「アマゾン・シッピング」を6月から一時停止する。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7日、関係筋の情報として報じた。

アマゾン・シッピングは、「マーケットプレイス」などで販売される第3者の商品を配送するため開始したサービスで、UPSやフェデックスなどと競合する。

WSJによると、アマゾンは自社の顧客による注文急増への対応で人員などリソースが必要なため、配送サービスを一時停止するという。

アマゾンは3月、注文の急増に対応するため米国で10万人の倉庫・配送スタッフを採用すると発表していた。

UPSとフェデックスの株価は時間外取引で2%上昇した。