米ペイパル、第1四半期売上高が予想下限に 新型ウイルスが影響

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米決済サービス大手ペイパルは27日、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的なオンライン取引の打撃となり、第1・四半期の売上高は従来予想レンジの下限になると発表した。独クラインマハノーで昨年8月撮影(2020年 ロイター/FABRIZIO BENSCH)

[27日 ロイター] – 米決済サービス大手ペイパルは27日、新型コロナウイルスの感染拡大が世界的なオンライン取引の打撃となり、第1・四半期の売上高は従来予想レンジの下限になると発表した。

ペイパルは先月、第1・四半期の売上高見通しを47億8000万ドル─48億4000万ドルとしていた。

ペイパルは声明で「(新型ウイルス)COVID─19のマイナス影響は現時点で、第1・四半期の前年比増収率を約1%ポイント押し下げると見込まれる」とした。

ただ、マイナスの影響は事業多角化により一部相殺されるとした。

第1・四半期の調整後1株利益は0.76─0.78ドルで据え置き。アナリスト予想は1株利益が0.78ドル、売上高が48億3000万ドル。

株価は序盤に2.5%安となったが、その後1.2%高に切り返している。

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