アリババ、「独身の日」流通総額は4兆円を突破、前年比26％増で
中国のEC（インターネット通販）最大手、アリババ集団は同国で最大のEC商戦日である11月11日の「独身の日」の流通総額（取扱高）が、前年比26％増の2684億元（約4兆1600億円）となり、過去最高を更新したと発表した。
独身の日のセールは現地時間の11日深夜0時にスタート、午後4時31分には前年実績の2135億元を超え、どこまで伸びるか注目されていた。
アリババでは独身の日のセールイベントを「グローバル・ショッピング・フェスティバル」と名付け、日本を含む外国製商品も多数販売された。越境ECサイト「Tモール」では、78ヵ国・2万2000の外国製ブランドを取り扱った。シンガポールのEC大手、ラザダ（Lazada）など他国の同業者もイベントに参加した。
アリババでは独身の日の前から商品の予約注文の受け付けを開始、10月21日から2週間で米国の化粧品ブランド「エスティローダー」の予約販売額は10億元、アップルのスマートフォン「iPhone 11」は1億元を超えていた。
好調のはずなのに アリババ、フーマフレッシュ売却報道の真因
