NTTドコモは7月29日、訪日外国人や海外在住者も共通ポイント「dポイント」の会員登録ができるようにした。中国、韓国、台湾などアジアを中心に12ヵ国・地域を対象に、訪日外国人・海外在住者向けの登録サイトを開設した。対象となる国や地域は順次拡大する。
会員登録すると、訪日外国人や海外在住者もdポイントを貯めたり、使ったりできるようになる。会員には、ドコモが提供するプリペイド(前払い)式Wi-Fiサービスの1日無料クーポンや免税店「ラオックス」で使えるクーポンなどの特典を用意する。海外会員にはオリジナルデザインのdポイントカードを発行。新規発行に伴って、300ポイントを進呈する。
共通ポイントサービスはdポイントのほか、「Tポイント」「Ponta」「楽天スーパーポイント」などがあり、競争が激しい。ドコモは訪日外国人や海外在住者を取り込むことで、dポイントの会員数を増やす。