ライフ、生鮮宅配でアマゾンとタッグ、「Prime Now」に食品スーパーとして初出店

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング部
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ライフ×アマゾン
ライフの出店で生鮮食品の品揃えが大幅に拡充される

 大手食品スーパーのライフコーポレーションが、生鮮宅配でアマゾンジャパンとタッグを組む。両社は5月30日、アマゾンのプライム会員向けに食品や日用品などを最短2時間で宅配する「Prime Now(プライムナウ)」にライフが出店すると発表した。

 プライムナウには日本橋三越本店やココカラファイン、マツモトキヨシなどが出店しているが、食品スーパーではライフが初めて。プライムナウにおけるライフの商品の販売は、今年中に東京都内の一部地域から開始する。

 アマゾンにとっては、ライフの出店により生鮮食品の品揃えを大幅に拡充できるメリットがある。一方、首都圏と近畿圏で約270店舗を展開するライフは、自社のネットスーパー事業を拡大しているものの、実施店舗は今年2月末時点で56店舗にとどまっている。プライムナウに出店することで、同社のネットスーパーを利用できない消費者に対する販売機会を広げる。

 プライムナウは年4900円または月500円の会費を支払ったプライム会員が利用できる。送料は注文金額が合計6000円以上なら無料、3000円以上6000円未満の場合は300円、3000円未満の場合は600円となっている。配送対象エリアは、東京都、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県のそれぞれ一部地域。

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