ECの売上を増大させるために必要な「トランザクション・モーメント」の活用法を解説!

山中 理惠 (Rokt 日本代表)
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テクノロジーとデータを活用する

 トランザクション・モーメントをパーソナライズする際の最大の課題は、リアルタイムで顧客データを分析し、そのお客さまにとって何が最適なオファーとなるかを瞬時に特定することです。それぞれのお客さまにとって最適なものは何か、そのお客さまのニーズに最も適したメッセージやオファーや製品は何か。お客さまのプライバシーを侵害することなくパーソナライズされた体験を提供するためには、機械学習を用いてお客さまの嗜好データをリアルタイムで分析・活用することがカギとなります。

 たとえば、Roktのソリューションは、AIと機械学習を活用してお客さまの嗜好を瞬時に分析。その情報を基に、そのお客さまがより興味を持ちやすいと推測されるオファーをパーソナライズして提示することができます。飛行機のマイレージ会員のお客さまに座席アップグレードを提案したり、以前から興味を示していたストリーミングサービスの無料トライアルを提供したりするなど、テクノロジーでパーソナライゼーションを簡易化し、顧客満足度を向上させることができるのです。

 事業における新たな優先目標を設定することは、最も大切な存在であるお客さまにあらためて目を向けることです。顧客第一の姿勢でパーソナライズされた体験を優先することが、トランザクション・モーメントを活用し、顧客満足度を確保しながら利益を上げる最善の方法です。

 

記事執筆者

山中 理惠 / Rokt 日本代表
グローバルITベンダー、大手コンサルティングファームを経て、複数のスタートアップ企業のGTMやマーケティング戦略に携わる。その後、ITからいわゆるDXにフォーカスを絞り、デジタルマーケティングの初期からSEMやソーシャルメディアの拡大に関わる。2018年から、Rokt(ロクト)の日本代表として国内市場立ち上げと拡大を担う。
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