[26日 ロイター] – 米アップルは小規模小売業者が専用の機器を使わず、iPhoneだけで直接クレジットカードなどの支払いを受け付ける新サービスを計画している。ブルームバーグ・ニュースが26日、関係筋の話として報じた。
小売業者がiPhoneで支払いを受け付けるには、現在は決済システムに接続する専用機器が必要だが、iPhoneを決済端末として使用できるようにするという。
このシステムにはアップルの電子決済サービス「ApplePay(アップルペイ)」に使われているiPhoneの近距離無線通信規格(NFC)チップが使われる公算が大きいとした。この機能は数カ月以内にソフトのアップデートで提供される可能性があるという。
新サービスがアップルペイの一部となるか、既存の決済ネットワークと提携するか、単独で立ち上げるかなどは不明としている。
アップルはロイターに対しコメントを控えた。