「隙間が生まれ、勝機が生まれる」

2018/10/22 09:30
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イオングループによるSM事業再編のなかで、最も大きな動きを見せたのは中四国エリアだろう。

 

20193月にマックスバリュ西日本(広島県)が、マルナカ(香川県)、山陽マルナカ(岡山県)を完全子会社化し、22年度中をめどにマックスバリュ西日本を存続会社として吸収合併する。

イオンはさらに、愛媛県を地盤とするフジと資本業務提携を結び、192月をめどにフジから発行済み株式を最大で15%取得、フジはマルナカと山陽マルナカを吸収合併した後のマックスバリュ西日本の株式を193月以降にイオンから取得する予定だ。

 

182月期のフジの連結売上高は約2900億円、マックスバリュ西日本、マルナカ、山陽マルナカの3社の合計売上高は約5700億円。フジとの提携により、イオンは売上高1兆円規模の事業連合体をつくることをめざす。

 

イオンの存在感が増すことになるが、中四国エリアでSMを展開するハローズの佐藤利行社長はこれを勝機と見る。

「(合従連衡の動きが進むのは)競争が激化し、利益面で苦戦しているから。しかし合併後は互いに出店戦略の調整も必要になるし、さらなる効率を求めて閉店することも辞さないだろう。店舗網に隙間が生まれれば、われわれに勝機が生まれる」(佐藤社長)

 

イオンを軸としたSM再編が進むなか、ハローズはさらなる成長にむけて虎視眈々としている。(y)

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