週刊スーパーマーケットニュース オーケー、北伊丹店をオープン 関西圏で着実にドミナント強化
オーケー(神奈川県)が10月9日、「北伊丹店」(兵庫県伊丹市)がオープンする。関西エリアでは、2024年11月に「高井田店」(大阪府東大阪市)をオープンしたのを皮切りに、25年1月に「西宮北口店」(兵庫県西宮市)、25年9月に「南武庫之荘店」(兵庫県尼崎市)と出店を続けた。25年度は、「北伊丹店」のほか、12月3日に「垂水小束山店」(兵庫県神戸市)、同月11日に「新在家店」(同)、26年1月下旬には「野江店」(大阪府大阪市)のオープンも予定し、計7店舗となる予定。26年度には新たに7店舗の出店を計画し、27年以降も関西エリアでの出店を積極的に進める。経営方針は「高品質・Everyday Low Price」。ナショナルブランド商品については地域一番の安値をめざす。生鮮食品は、高鮮度・おいしさ・高品質をまず吟味して、安さを訴求していく。(9月26日~10月2日までのニュースをまとめました。)

オークワ
<中間決算>営業・経常利益が3ケタ増で大幅回復
オークワ(和歌山県)の2026年2月期第2四半期決算(連結25年2月21日~8月20日)は、営業収益が対前年同期比1.5%増の1244億円、営業利益が同135.2%増の5億円、経常利益が同114.0%増の6億円となった。
上期は、重点施策である「業態の再構築」「店舗の生産性の向上」「オークワブランドの商品開発拡大」「マーケティング戦略の構築」「業務革新によるコスト削減具現化」「人的資本価値の最大化」「サステナビリティ経営の深耕」などの取り組みを推進。新店については、6月に「豊明店」(愛知県豊明市)をオープンした。
連結子会社の状況は、外食のオークフーズ(和歌山県)が外食需要の回復に伴う客数増加と管理面の強化によって増収増益を果たし、農産物加工・配送を行うサンライズ(同)は、業務面を見直して効率化を図り、増益となった。
26年2月期の連結業績については、営業収益で同3.5%増の2590億円、営業利益で同58.1%増の21億円、経常利益で同45.6%増の21億円を見通し、増収・2ケタ増益の決算を計画した。
ハローズ
<中間決算>増収で営業・経常利益も安定推移
ハローズ(岡山県)の26年2月期第2四半期決算(非連結25年3月1日~8月31日)は、営業収益が同8.0%増の1115億円、営業利益が同1.9%増の58億円、経常利益が同2.5%増の59億円となり、増収増益で上期を折り返した。
25年3月から250店舗体制で営業収益5000億円を達成させる長期ビジョン「西日本5000億円構想」、30年2月期までに140店舗体制で営業収益2800億円を達成させる中期経営計画「瀬戸内2814計画」をスタートさせた。
上期は、継続して重点販売商品の育成と、適切な品質かつ低価格を基本コンセプトにしたプライベートブランド(PB)商品のシェアアップを推進。また、販売促進においては、低価格販売を中心とした生活防衛企画や、自社カード(ハロカ)とアプリ(ハロプリ)会員に対する買物優遇施策を継続して行った。
店舗については、4店舗で改装を実施したほか、売場面積600坪型24時間営業の店舗として2店舗を新規出店。8月末の総店舗数を109店舗とした。
26年2月期の業績については、営業収益で同6.4%増の2242億円、営業利益で同0.4%増の123億円、経常利益で同0.5%増の123億円を予想。営業・経常利益は微増にとどまるが、増収増益決算を計画した。






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