米経常赤字、4割減=高関税で貿易収支改善―4~6月期

【ワシントン時事】米商務省が23日発表した4~6月期の経常収支の赤字額は、前期比42.9%減の2513億1200万ドル(約37兆円)だった。赤字幅は四半期として最大だった前期からは縮小した。トランプ政権の高関税措置の発動でモノの輸入が縮小し、収支が改善した。
経常赤字の国内総生産(GDP)比は3.3%で、前期の5.9%から縮小した。
モノとサービスを合わせた貿易赤字は50.6%減の1903億9300万ドルと半減。このうち関税措置の影響で消費財や産業製品・部材の輸入が大幅に減り、モノ取引の貿易赤字は4割減だった。4月以降追加関税が課された自動車・同部品など、幅広い品目で輸入が減った。サービス取引の貿易黒字は微減だった。配当や利子などの一次所得収支の赤字幅が拡大した。





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