69兆円の予測も!? 「クリエイターエコノミー」の可能性とは

文:松岡 由希子 (フリーランスライター)

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クリエイターエコノミー
Creat or Economy

 クリエイターエコノミーとは、個人のクリエイターがYouTube、Instagram、TikTokなどのデジタルプラットフォーム上でコンテンツを製作・発信し、これによって収益を得る経済圏をいう。

 米金融大手ゴールドマン・サックスの調査によると、その市場規模は2023年時点の2500億ドル(36兆2500億円:1ドル=145円で換算)から4年でほぼ倍増し、27年には4800億ドル(69兆6000億円)に達すると予測されている。

「Walmart Creator」画面
ウォルマートのクリエイター向けプラットフォーム「Walmart Creator」

 米国の小売業界では、マーケティングの領域でクリエイターエコノミーを活用する動きが広がりつつある。米ウォルマート(Walmart)が22年に創設した「Walmart Creator(ウォルマート・クリエイター)」は、代表的なクリエイター向けプラットフォームだ。

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松岡 由希子 / フリーランスライター

米国MBA 取得後、スタートアップの支援や経営戦略の立案などの実務経験を経て、2008年、ジャーナリストに転身。食を取り巻く技術革新や次世代ビジネスの動向をグローバルな視点で追う。

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