週刊スーパーマーケットニュース アルビス、「でんしゃ・バスまち店舗」への協力を開始
アルビス(富山県)は7月3日から、富山県との包括連携協定の取り組みとして、県内16店舗で「でんしゃ・バスまち店舗」事業に協力を開始した。「でんしゃ・バスまち店舗」は、公共交通の利用を促すまちづくりに向けた、富山県地域交通戦略に基づく取り組み。電車やバスの利用者が日差しの強い日や雨・雪が降る日でも、店舗内で快適に電車やバスを待つことができる環境を提供する。協力店舗は、イートインスペースを待合場所として開放し、最寄りの駅・バス停の時刻表や運行状況を確認できる二次元コード入りポスターなども掲示する取り組みを行う。(7月4日~10日までのニュースをまとめました。)

東急ストア
パートナーシップ構築宣言を公表
東急ストア(東京都)は、「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、「パートナーシップ構築宣言」を策定した。「パートナーシップ構築宣言」は、サプライチェーン全体の付加価値向上と大企業・中小企業の共存共栄をめざす取り組みで、日本経済団体連合会会長、日本商工会議所会頭、日本労働組合総連合会会長、関係大臣をメンバーとする「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」が創設した制度。東急ストアは、以下の2つの項目に重点的に取り組むことを公表した。
- サプライチェーン全体の共存共栄と規模・系列などを超えた新たな連携
- 「振興基準」の遵守
「振興基準」の遵守では、取引先とのパートナーシップ構築の妨げとなる取引慣習や商習慣の是正に積極的に取り組んでいくことを表明した。
静鉄ストア
革新的な店舗体験を推進
静鉄ストア(静岡県)は7月から「掛川店」(静岡県掛川市)と「藤枝駅南店」(静岡県藤枝市)を皮切りに、最新の店頭ソリューション「ピピットセルフ」「サイネージ付きお掃除ロボ」「店舗サイネージ」を段階的に導入する。DX戦略の一環として、「お客様により楽しく快適なお買物体験を提供する」とともに、「従業員の働きやすさ向上」を図ることを目的に、テクノロジーとリアル店舗の融合を通じて「『質のよさ』で地域No.1のスーパーマーケット」の実現をめざす。
アオキスーパー
名古屋大学発のAIベンチャーに出資
アオキスーパー(愛知県)は、AIを活用した業務効率化の推進を目的に、名古屋大学発のAIベンチャーであるトライエッティングに出資した。トライエッティング(愛知県)が開発・提供するAIサービスがアオキスーパーのめざす方向性と合致し、さらに地元企業同士で緊密な連携が期待できることから、出資を決定した。
万代
「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」を開始
万代(大阪府)は、生活者の脱炭素への意識・行動変容を促すことで企業の脱炭素の取り組みを加速させ、脱炭素社会の構築をめざす「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム」(CCNC)に2023年から参画。今年も、「教育啓発」と「販促購買」を一体で進め、生活者の脱炭素行動変容を促す「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」を開始した。プロジェクトの主催は日本総合研究所で、CCNCは万代を含む小売流通やメーカーなど15社で構成。万代は全169店舗で、エコラベルやカーボンフットプリントについての普及啓発を図る。








