ローソン、本決算は事業利益が2ケタ増

ローソン(東京都)が4月17日に公表した2025年2月期決算(連結2024年3月1日~2025年2月28日)は、チェーン全店売上高が前期比5.1%増の2兆8,918億円、営業収益が7.6%増の1兆1,707億円、事業利益が11.7%増の1,050億円、当期利益(親会社の所有者)が15.0%増の599億円となり、事業利益が2ケタ増の好決算となった。
期末の資産合計は2,219億円増の2兆5,194億円、負債合計は1,592億円増の2兆1,674億円、資本合計は627億円増の3,520億円。
事業利益については、マーケティング施策効果などが奏功して既存店日販が3.6%増となりチャージ収入などが130億円増加。また、グループ会社の30億円が寄与したほか、光熱費や人件費、ITコストなどで40億円減となり、109億円増を達成した。
単体の経営成績については、チェーン全店売上高が3.6%増の2兆5,024億円、営業総収入が5.1%増の4,116億円、営業利益が12.6%増の653億円、純利益で13.6%増の508億円を達成した。
なお、期末の国内の店舗数は、ナチュラルローソン、ローソンストア100を含めて51店舗増の1万4,694店舗、海外は50店舗増加して7,394店舗。国内の既存店売上高(チケットなどを除く)は3.6%増と伸長し、全店ベースの平均日販は3.2%増の57万4,000円まで高まった。





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