【富士通マーケティングと富士通FIP】
複数のブランド間、店頭とオンラインストア間で相互にポイントの蓄積・利用が可能システムを提供 

2012/06/10 00:56
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 富士通マーケティング(本社東京都/古川章社長)と富士通エフ・アイ・ピー(本社東京/杉本信芳社長)はこのほど、富士通FIP のSaaS 型のポイントサービス「ValueFront(バリューフロント)によって、複数の異なるブランド間の店舗、及びオンラインストアで共有できるポイントカードシステムを構築し、運用を開始した。

 

 これは、富士通マーケティングがITインフラを提供しているヌーヴ・エイ(本社東京/鈴木大三郎社長)の求めに応じて開発したもの。ヌーヴ・エイは、時計専門店、眼鏡専門店、化粧品専門店、雑貨専門店など業種もブランドも異なる店舗を国内156 店展開しているが、これまでは、ブランドごとに店頭でのみ利用可能なポイントカードを発行していたため、蓄積したポイントのブランド間での相互利用や、同じブランドの店頭とオンラインストア間でのポイントの相互利用ができなかった。

 

 また、ポイントカードの運用も各ブランドやオンラインストアごとに分散しているため、運用・管理業務や販促活動が重複しており、顧客サービスの向上と運用効率化に向けたシステムの統合が課題だった。

 

 そこで、富士通マーケティングと富士通FIPが共同で、全てのブランドで共通に使える新メンバーズカードサービスを構築。複数のブランド間および店頭とオンラインストア間で相互にポイントの蓄積・利用が可能となり、また、カードシステムの運用を一元化したことで、運用コストを大幅に低減した。加えてブランドごとに分散していた顧客情報を一元化し、全社共通の顧客情報として「見える化」することで、きめ細かいプロモーション活動が可能となった。

システムイメージ図。
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