第125回【DDレポート】 進化、拡大する「マツキヨラボ」 東海エリア1号店をオープン 『ダイヤモンド・ドラッグストア』

マツモトキヨシホールディングス(千葉県:以下、マツモトキヨシHD)は2月23日、愛知県豊橋市の「マツモトキヨシ豊橋駅ビルカルミア店」をリニューアルオープンした。東海エリア初の次世代ヘルスケアショップ「matsukiyo LAB(マツキヨラボ)」を併設しているのが特徴だ。

 

カウンセリングとアドバイスが特徴

 

次世代ヘルスケアショップ「マツキヨラボ」は、お客に新たなヘルス&ビューティケアサービスを提案し、「美と健康」に関するQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上をめざす新業態だ。「マツモトキヨシ」の既存店に併設するかたちで展開しており、これまでは首都圏の8店舗だけだった。2015年9月の「新松戸駅前店」(千葉県松戸市)のリニューアルに合わせて1号店を出店して以降、「マツキヨラボ」併設店舗は「豊橋駅ビルカルミア店」で9店舗となる。

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 「マツキヨラボ」は、薬剤師、管理栄養士、ビューティスペシャリストの専門スタッフが常駐し、「美と健康」に関するカウンセリングをしながら、お客に適した商品、健康・栄養管理法などのアドバイスをする機能を持つ。売場では、「SUPPLIMENT Bar(サプリメントバー)」「BEAUTYCARE Studio(ビューティケアスタジオ)」「HAELTHCARE Lounge(ヘルスケアラウンジ)」の3つのサービスを提供するのが基本だ。

 

 「サプリメントバー」は、管理栄養士がお客の食生活と生活習慣を詳細にカウンセリングし、お客一人ひとりに最適なサプリメントをカスタマイズし分包して販売する。「ビューティケアスタジオ」はビューティスペシャリストがお客の肌を分析し、肌に合った化粧品を推奨販売する。「ヘルスケアラウンジ」は、調剤サービスに加えて、体重測定、血圧測定、検体測定室では血液検査や口腔内環境などのヘルスチェックを受けられる。

 

 「ラボ(研究室)」と呼んでいることからもわかるように、「マツキヨラボ」は「さまざまなトライを繰り返し、進化させていく業態」(広報担当者)だ。公式アプリ、LINE公式アカウント、ポイントカード会員から得られる約5200万人の顧客データをベースに「マツキヨラボ」は進化を続けている。

 

 「豊橋駅ビルカルミア店」には初の試みも多い。「サプリメントバー」では、会員登録したお客には専用のタブレット端末を使ってカウンセリングをする。「ビューティケアスタジオ」では、メーカー・ブランドに関係なく肌分析ができるシステムになっており、「サプリメントバー」のデータとも連携がとれる。これにより、お客一人ひとりの体調、肌状況に合わせた内外美容のアドバイスができる。データの共有は同店に限らずほかの「マツキヨラボ」との間でも可能だ。

 

 これまで幅広い層が利用してきた「豊橋駅ビルカルミア店」。今回のリニューアルによって新しいお客をどれだけ獲得しマーケットを深掘りできるか。次なる展開の大きな試金石になる。