【日本DIY協会】15年度4〜6月累計既存店ベース2.2％増
日本DIY協会（東京都/稲葉敏幸会長）が2015年度月例調査の4〜6月度累計結果を発表した。協会に加盟する主要38社の15年度第1四半期の売上高は､全店ベースで4.4％増､既存店ベースでは2.2%増となった。月別の既存店売上高は4月度が4.5%増､5月度5％増､6月度3.3％減だった。
3カ月累計で見ると前年の消費税引き上げによる落ち込みへの反動や､5月の好天等により､「インテリア」を除く9分野で増加となった。6月度の不振は､休日数が前年比で減少したこと､夏物中心に動きが鈍かったことが挙げられる。6月度だけで見ると､「サービス業務」8.2％増､「カルチャー」3.5%増､「DIY･素材･用品」2％増､「ペット」1.9%増で､残る6分野がマイナスだった。3カ月連続プラスだったのは､「DIY･素材･用品」､「ペット」､「カルチャー」の3分野だった。前年落ち込みからの反動増は織り込み済みだったので､第2四半期の結果がどうなるかで､業界の好不調がはっきりしそうだ。
