【エンチョー】15年3月期決算 減収減益

2015/06/15 18:15
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 エンチョー(静岡県/遠藤健夫社長)の2015年3月期決算は、売上高414億9400万円(対前期比10.6%減)、営業利益2億8100万円(同63.3%減)の減収減益だった。14年3月度の駆込需要分が業績に寄与した2月期決算企業と異なり、3月期決算の同社は増税による駆込需要の反動がすべて乗ったかたちとなる。部門別の売上を見ると、構成比の54.1%を占めるDIY用品は9%減で、家庭用品14.2%減、カーレジャー14.7%減だった。

 

 15年3月期のHCの新規出店はなく、期中にジャンボエンチョー吉田店をプロ専門店のハードストック吉田に業態転換している。

 

 16年3月期は売上高422億3000万円(同1.8%増)、営業利益5億8000万円(同106.1%増)の増収増益を計画している。とくにエンチョー単体ではHCの専門店化と専門店事業の積極的な推進を行うことで、15年3月期372億円から、17年3月期売上400億円をめざしている。その中で16年3月期は5月にハードストック沼津(約635坪)をオープンしている。

 

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