【訪日客数】　5月までの累計で1300万人突破、15.6％増

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　日本政府観光局が発表した5月の訪日外国人客数は、前年同月比16.6％増の267万5000人だった。今年1月から5月までの累計では前年同期比15.6％増の1319万4400人となり、このペースでいけば年間3000万人を突破する公算が大きい。

　5月の訪日客数は中国が引き続き好調な伸びを記録したことに加え、欧米と豪州の9ヵ国すべてが2ケタ増となった。

　国・地域別で最も訪日客が多かったのは中国で、29.3％増の66万8600人。これに韓国の64万400人（14.6％増）、台湾の44万100人（8.0％増）が続いた。伸び率が最も高かったのはフィリピンで、34.1％増の5万9000人だった。

　欧米と豪州では、米国が14万500人（12.7％増）で最多。27.5％増のロシア（7500人）、24.1％増のイタリア（1万2200人）、23.6％増の豪州（3万9600人）などが高い伸びを示した。