【米アマゾン】ニューヨークとワシントンDC郊外に新本社

2018/11/15 14:45
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 米アマゾンは11月13日、ニューヨーク市と首都ワシントンDCに近いバージニア州アーリントンに新本社を設置すると発表した。西海岸のワシントン州シアトルに加え、東海岸の2都市に新本社を構え、3本社体制とする。CEO(最高経営責任者)のジェフ・ベゾス氏は「新本社開設によって世界水準の優秀な人材を集め、今後も顧客のための新たな発明を続けていく」との声明を出した。


 アマゾンは新本社建設に50億ドル(約5700億円)を投じ、ニューヨークとアーリントンで計5万人を新たに雇用するとしている。2019年から採用を始める。


 新本社は、ニューヨーク中心部のマンハッタンからイースト川を隔てたロングアイランドシティとワシントンDC中心部から3マイル(約4.8キロ)ほどのアーリントン郡ナショナルランディングに建設する。両本社の延床面積はいずれも約37万平方メートルで、2倍まで拡張する余地がある。


 同社はまた、テネシー州ナッシュビルに物流効率化の研究開発拠点を新設し、5000人を新たに雇用する。新本社を含む3つの拠点で採用する社員の平均年収は15万ドル以上となる見通し。

 

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