【マルエツ】19年元日は全店休業、ワークライフバランスに配慮

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 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)傘下のマルエツは、2019年の元日を全店休業とする。「マルエツ」「リンコス」など295店舗(10月15日現在)のうち、商業施設に入居する一部店舗を除いて、元日を休みにする。

 同社は2018年度から「質の高い商売への転換」「生産性の高い職場への転換」などに取り組んでおり、元日を休業とすることで従業員のワークライフバランスに配慮する。

 U.S.M.Hでは、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東の3社で商品の共同調達や共同企画商品の販売などを進めており、粗利益率が改善傾向にある。また、帳合の統合や物流改善、店舗設備の仕様統一などコスト削減の取り組みも強化しており、2019年2月期上半期(18年3~8月期)の営業利益が前年同期比11.0%増の56億円となるなど収益力が高まっている。こうしたことから、マルエツが元日を休業しても業績に大きな影響はないと判断したようだ。

 

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