【英テスコ】既存店売上高は11四半期連続のプラス、本国好調

英テスコ 英国スーパーマーケット最大手テスコの2019年2月期第2四半期(18年6~8月)の既存店売上高は前年同期比2.7%増となり、11四半期連続で前年実績を上回った。

 第1四半期の1.8%増からさらに伸び率が高まった。英本国が2.5%増、アイルランドが3.1%増と好調だったことに加えて、3月に経営統合した食品卸大手のブッカーの既存店売上高が15.1%増と大きく伸びた。

 ブッカーはキャッシュ&キャリー(会員制卸)として英国最大手で、業務用卸や小型食料品店のボランタリーチェーンも展開している。同社を統合した効果で、上半期(3~8月期)のグループ売上高は12.8%増の283億ポンド(約4兆2450億円)となった。

 テスコはブランドイメージや価格競争力を高めるためにプライベートブランド(PB)商品の刷新を進めており、第2四半期までに全1万品目のうち半数強の5038品目のリニューアルを行った。また、粗利益率の低い家電製品などの取り扱いを縮小、非食品の通販サイト「テスコダイレクト」を7月に閉鎖した。19年2月期通期で粗利益率を3.5~4.0ポイント改善する計画だ。

 また、通期で15億ポンドを目標とするコスト削減については、上半期で11億ポンドを達成した。同社が7月に発表した商品調達に関する仏カルフールとの提携は10月から始動しており、PB商品や資材などの共同調達が進めば、さらにコスト削減が進む可能性がある。

 上半期の税引前利益(合併に伴う無形資産の償却などを除く)は、24.4%増の9億3300万ポンド(約1400億円)だった。